各バッグの型紙はいくつかのプレキシガラス製のテンプレートから構成されています。FREITAGのデザイナーはそれをタープの上に並べ、1枚のタープからできるだけ多くの生地を裁断し、美しいバッグを作っています。このようにしてFREITAGのバッグは唯一無二のものとなっています。

このようにしてFREITAGの1点モノが生まれるのです。そして、それがアルファベットや数字、ロゴなどの柄が入っていない単色のグレーのタープだとしても、トラックの荷台で過ごした日々において、様々な道を走り、様々な経験をして刻まれたシミや傷はそのタープが波乱に富んだ人生を歩んできたという証であり、そのタープでしか醸し出せない特徴でもあります。この特徴を私たちは風格と呼んでいます。

それは、FREITAGが循環型社会に根差して考え、行動することを大切にしているからです。使用されなくなった素 材を循 環させることで十分足りるはずなのに、なぜ、わざわざ新しい原料を使用する必要があるのでしょうか？

それがFREITAGの中核となる概念です。これは、創業者のDanielとMarkusがシェアアパートのリビングルームでFREITAGバッグの試作品第一号を生み出したきっかけであり、廃棄済みの錆びた海上コンテナを積み上げて造られたショップも、トラックタープを洗浄するために造られた地下の雨水貯蔵タンクも、この概念に基づいています。リサイクルされた素材を使用することで、CO₂排出量を比較的低く抑えることができます。 インパクト・レポート, に記載されているように、2022年のCO₂換算量は約3,204トンでした。外部の試算によると、新しい素材を使用した場合と比較すると、古いトラックタープを使用することによって、CO₂排出量は、22%節約できたのです。

FREITAG製品では、コレクションは展開していません。しかし、仕入れるトラックタープによって作られるバッグの色も様々に変化し、様々な素材を常に試しています。ですから私たちの製品は、時代に左右されることのないデザインとなっています。

探し物を見つけるのは一筋縄ではいかないものです。しかし、けっして不可能ではありません。

バッグは使い古しのトラックタープの在庫状況に応じて、製造担当部門が生産し、そこから各販売店に分配されます。アイテムが納品されるF-Store、オンラインストア、FREITAGパートナー店は、色の組み合わせをコントロールすることはほとんどできません。

定期的にお立ち寄りいただければ、お探しのものが見つかるでしょう。私たちもお祈りしています。